登校拒否少年のセーラー服治療(1)  

  夢野せかい


1.入園

 本宮翔は母美枝子に連れられて、双葉学園の門を入った。応接間で、園長の双葉令子が出迎えてくれた。
 令子は30代少し前の若くて、気品のある女性だ。だが、美枝子には、何か引っかかるものがある。

 翔は、最近ほとんど、学校には行っていない。母の美枝子はこの学園に入ると登校拒否が治るという噂を聞き、ワラにもすがる気持ちで翔をここに連れた。
だが、美枝子は入園願書に書かれていた”どの様な体罰や、どのような服装させても、苦情を言わない”の文句に、最後の決断が付かない。

 美枝子は、2週間ほど前に入園の相談に来た時、令子から、仮装させることを聞いていた。
 令子によると、登校拒否は、自分のカラに閉じこもっているから起こる。
それを直すには、今までの自分を捨てさ、生まれ変わる必要がある。
 そのためには「ショック療法として、仮装をさせるのが一番効果がある」と言うのだ。
 「仮装することで、自分を外から見つめ直すのができる。そうしないと、過去の自分を断ち切れないので、更正させることができない」、と言う。

美枝子は、思い切って聞いた。
「あのー、どの様な体罰を受けるのですか?」
美枝子は、令子に疑問をぶつけた。
「スパッタリングです。通称、おしりペンペンですわ。もしお嫌なら・・・」
「いいえ、問題ありませんわ」
 美枝子は、少しぐらいの体罰は仕方がないと思っている。
「じゃ、仮装は?」
「ズバリ、女装ですわ」
「女装!・・・。女の子の服を着る、女装ですか?」
「そのとおりですわ」
 翔が女の子の服を着るの・・・。そのなこと・・・。でも、翔は、色が白いから似合うかもしれないと、心の中で思っていた。
 昔から、美枝子は、女の子が欲しかった。翔は色が白く、美少年なので、「女の子だったら」いいのにと、常々思っていた。

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 そう言えば、一度だけ、翔にスカートを穿かせたことがあった。学生時代の友達の家に、遊びに行ったときのことだ。その家には、翔と同じ年頃の女の子がいた。
 顔やスタイルも、翔の方が、数段、可愛いのに。女の子は、カラフルで綺麗な服を着ていたので、他の友達から「可愛い、可愛い」と褒められていた。そして、翔を見て「男の子は、ダメね」と言われたのだ。
美枝子は、友達からの帰り道、立ち寄ったフリーマーケットで、無意識に、可愛い女の子用のワンピースを買ってしまった。一種の衝動買いである。

 数日後、美枝子は、夫も舅もいな日に、翔に言った。
「愛君、この服着てみない?」
美枝子は、翔に、買ってきた服を見せた。
「これ、女の子の服だよ!」翔は困惑したような顔で、言った。
「ねえ、愛君、一度で良いから着てみて、お願い」
「でも、・・・」
「もし、着てくれたら、ゲームソフトを買ってあげるから」
「ほんと?」
「ホントよ・・・。着てくれる?」
翔は、小さく頷く。
「じゃ、着ている服を脱いで」
 翔は、パンツ一枚になり、美枝子の前に立った。美枝子は、買ってきた、水色のワンピースを足の方からはかせ、肩まで引き上げた。
 美枝子は、翔の後ろにまわり、背中のボタンを付け、同じ生地で出来ているベルトを腰の部分で蝶々結びにした。
 翔がワンピースは、襟や袖口、裾にレースのフリルが沢山付いており、翔の端正がとれた顔によく似合った。
「愛君、此方に来て」
 美枝子は鏡台の方に翔をこさせ、赤いルージュを唇に付けた。翔は、黙って塗られている。
 最後に、美枝子は、ブラシと櫛で翔の前髪を少し垂らした格好にし、ボーイシュカットの女の子の髪型に変えた。
「終わったわよ、愛君、鏡を見てご覧なさい」
鏡には、可愛い少女が写っていた。
胸の膨らみはないが、幼さ少女には、その方がよく似合った。
「とても、可愛いでしょ?」
翔は、黙って頷いた。
「ねえ、愛君、折角可愛くなったんだから、暫くのそお洋服着ていてくれる」
「うん」
翔は、不思議なことに、嫌がらなかった。そして、暫くスカートを穿いていた。

 その間に、美枝子は、翔に色々なポーズをさせ、それを写真に収めた。
 1時間くらい立って、翔が「もう良いでしょ、お母さん」と言った。
「いいわよ、愛君。今日のことは、お父さんにも、お婆ちゃんにも内緒にしててね」
 翔は、無言で頷いた。
 その時、撮した写真は、美枝子が今でも持っている。

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令子が、引き続いて、説明している。
「男の場合は女の子の服装をさせると、最初は確かに恥ずかしがるが、その分、”登校拒否症”を直す効果が早いのです」
「でも・・・」
「それが嫌ならお断りします」
 美枝子は、舅の梅に追いつめれていた、ここで断られたもう翔を道ずれに心中するしかなかった。
 美枝子は誓約書にサインした。


 翔は女装させられることを、知っていたら、絶対に来なかった。翔には女装に関して嫌な思いでがある。男女共学の中学でも、男子校である高校でも、ずっと虐められた。
 中学では、何時も山岸、水野、杉浦の三人の同級生に虐められた。

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 翔は、女の子のように可愛い顔立ちをしている。背も低く身体も小さいので力がなく、いつも、やられ放しになっている。
 虐めというのは、抵抗をしないと分かると、余計、ひどくなる。最初は、小突かれることから、始まり、段々、足蹴にされた。そして、酷くなり、お金も取られるようななった。
 そして、ある時、いじめっこの山岸、水野、杉浦に、水泳部の女子更衣室から、女子のショーツを盗むように言われた。「嫌だ」と断ると、鉄拳を何発もくらい、遂に盗む羽目になった。

 翌日、翔は、言われたとおり、朝早く女子更衣室に忍び込んだ。部員達が着替えように置いてあるのではいかと、思ってのことだ。
 まだ誰も来ていない! 女子更衣室には鍵が掛かっている。翔は、鍵をガチャガチャやってみた。ダメだ!
 窓の鍵を調べてみた。”幸”か”不幸”か3つの窓のうち1つに鍵がかってなかった。
 窓を開け、少し高い窓に手を掛けてよじ登った。中はロッカーが沢山並んでいる。 鍵の掛かっているロッカーもあったが、掛かってないのもあった。翔は震えれ手で、ロッカーを開けた。
ロッカーの2番目のロッカーに丸まったショーツが入っていた。翔はガタガタと手を震えさせ、そのショーツを持った。持ってみると、穿いた形跡が残っている。嗅ぐと、清楚な石鹸のに混じって、甘酸っぱい少女の匂いがした。
 ロッカーの名前を見ると、本校一の美少女である足立真美の名前が書いてあった。
翔には、真美の可愛い顔が目の前にちらついた。翔は迷った。チャイムが鳴った。もう時間がない。翔は、そのショーツを持って逃げるようして外へ出た。
 時間中、翔のポケットには真美のショーツが入っていた。


 昼休み翔は、山岸達に、音楽室に連れ込まれた。
「翔、持ってきたか」
「・・・」
翔は応えなかった。
「何故持って来なかったんだ」
山岸が、翔を小突く。そして、水野、杉浦がそれに加わる。
 山岸が、翔のポケットの中に白い物が入っているのを見つけた。
「ポケットに入っているものなんだ?」
「これ関係ないよ」翔は、必死に隠した。
「おい、翔を、押さえろ」
 水野と杉浦が、翔の両手を押さえた。翔は必死に抵抗した。
「やめろ、やめろ」
グッ
山岸は、翔の顔を殴った
「大きな声出して困るのは、お前の方だろう」
 翔は、その意味が直ぐ分かった。そして、抵抗を止めた。山岸は、翔のポケットから、白く丸まっているショーツを取り出し、そして、開ろげた。
おおー
驚きの声があがる。
 白い清楚なショーツだ。縁に小さなフリルが沢山付いている。若い女性が穿いていたショーツを目の前に見る機会は、はとんどない。
山岸は、興奮しているのを、悟られないように、一呼吸おいてから、言った。
「冗談で言ったのに、翔のヤツ本当にパンティを盗んできたぜ。」
それにつられて、皆も笑う。
「翔、このパンティ、水泳部の誰のだ?」
「知らないよ」
「ウソこけ」
「知らないよ。だって名前が書いてなかったから」
「足立由美なら、すごいよなあ」
 翔は、努めて冷静を装っている。
「おい、翔、黙っててやるから、穿いて見ろ」
山岸がとんでもないことを言い出した。
「嫌だよ、僕・・・」
首を大きく横に振って、拒否した。
「それなら、パンティ泥棒だと、言いふらすぞ」
山岸は、翔にショーツを押しつけながら言う。
「だって、山岸君が、取ってこいと・・・」
「俺、そんなこと言ったか、記憶ないな?、なあ、水野聞いたか?」
山岸は、水野や杉浦の方を向いて言う。
「俺も、聞いてないぞ」
「俺も・・・」
皆、口裏を合わせる。
「そんなになら、証拠を見せろ」
「証拠なんて・・・」
翔は、困惑した。
「そらみろ、俺達が言うわけないだろう」
翔は、黙ってしまった。

暫くして、山岸が言う。
「どうする、パンティ泥棒になるか、それとも・・・」
 翔は、観念した。そして、ショーツを手で広げた。見れば見るほど、可憐なショーツだ。
 翔は、山岸達三人が見ている前で、ズボンを脱いだ。
三人はニヤニヤ笑ってる。
翔は、パンツを手にし、なかなか脱がない。
「お前、パンツ脱がずに、パンティ穿く気か」
山岸のからかいの声に、ドッと笑いがおきた。
翔は、穿いているブリーフを脱いだ。
「おお、一人前に毛が生えてるぜ! ・・・パンティ泥棒のくせして」
翔は真っ赤になった。
翔は、急いで真美のショーツを手にとり、脚に通し、一気に引き上げていた。ショーツはコットン地でできている。キュッと下半身の敏感な部分が締め付けられる。押さえつけられる感触がたまらない。
 ショーツにくっきりと股間のふくらみが浮きだっている。翔は、たまらなく恥ずかしかった。無理やり、女のショーツを穿かされる屈辱に、心が震えている。
「よく、似合うじゃないか」
「もう、良いだろう」
 翔は、ショーツを脱ごうとした。それを止めるかのように、山岸が、とんでもないことを言った。
「学校が終わるまで、そのパンティを穿いていろ」
「そんな、・・・」
 山岸は、翔がブリーフを穿けないように、翔からブリーフを引ったくった。
「あっ、そんな・・・」
「返してよ、僕のパンツ」
「授業が終わったら、返してやるよ」と言い残すと、山岸達は、音楽室を出ていった。
 残された、翔は、仕方なく、学生服のズボンを穿いた。
 授業中、翔は心配でならなかった。やっと、授業が終わった。
「パンツを返してよ」
小さな声で、山岸に頼んだ。
「その前に、言ったとおりパンティを穿いているか見せて見ろ」
翔は、ズボンを少し、下げて、山岸達に見せた。
「見ろよ、翔のヤツ、本当に女の三角パンツを穿いてるぜ」
 三角パンツとは、男のパンツと違い、太股にもゴムが入っているので、三角に見えるので、男の子の間で言われている言葉だ。
「僕のパンツを返してよ」
「お前のパンツ、そんな物知らないな」
「そんな」
「そう言えば、忘れ物置き場に、誰かのパンツがあったな」
 翔、山岸達の笑い声を後ろから聞きながら、急いで、忘れ物置き場に走った。
数日後、また、山岸から声がかかった。
「おい、あの、三角パンツどうした」
「それは・・・。捨てました」
 翔は、本当は、盗んだショーツをそのまま持っていた。恐くて捨てれなかったのだ。
「いいか、明日何でもいいから穿いてこいよ。穿いてこなかったら皆に言うからな」
 翔は、頭が痛いと言って、翌日、学校に行かなかった。

3日後に、学校に行くと、山岸が寄ってきた。
「パンツ穿いてきたか?」
 翔は首を横に振った。その途端、山岸のゲンコツが飛んだ。
「じゃ、ついてこい」
 翔は、忘れ物置き場に連れてこられた。
「あの中にあるブルマがあるので持ってこい」
翔も、前に自分のブリーフを探す際、ブルマが入っていたのを見た。山岸は、後ろから、翔が逃げれないように見張っている。
翔は、忘れ物を探す振りをして、中を探した。忘れ物置き場の箱には数枚のブルマが入っていた。女生徒は、忘れ物置き場にあっても、恥ずかしいから決して取りに行かない。
 翔は、それを、穿くように強要され、結局、翔は学生ズボンの下に、ブルマを穿いた。
 3時間目は体育の時間だ。翔は”しまった”と思った。この学校には更衣室なんてものはない。着替えは、教室の中でやる。翔は、一人だけわかれ、便所で着替えようとしたら、山岸に見つかった。
「山本何処に行くんだ?」
「トイレに」
「トイレに着替えなんて持っていく奴がいるか。着替えてから行け」
 山岸の指示で、杉浦、水野が翔のズボンを脱がせる。
杉浦が大きな声で言った。
「山本のやつ、ブルマ穿いているぜ」
「ホントだ」
「ホントだ」
山岸と、水野が騒ぎたてる。
「ブルマを穿いているなら、その格好で体操すれば良いじゃないか」
そう言われ、皆の笑い者になった。

 翔は、その日、体育の時間には出ないで、そのまま家に帰ってしまった。
もう、学校には行けない。
 数日後、担任が来た。教師の間に、翔のブルマ事件が伝わったのだ。そして、山岸達の翔への虐めが暴露され、厳重注意があった旨を、言われた。


 その後、翔は、男子校の高山工業高校に入学した。
 男子校なら、下着を盗もうにも、盗めないと思ったからだ。しかし、今度は、別の虐めにあった。
 高校に入るなり、翔は応援団から勧誘を受けた。応援団は、男性的な部であるから、虐めはないと思っていた。しかし、違った。
 入って2週間後、団長から直々に「山本は声が小さいので、応援団員は無理だ、とりあえずマネージャーをやるよう」言われた。
 マネージャーとは名ばかりで、団長の小間使いだ。
 数日後、新人戦の応援があった。団長は、応援に”色”を付けようと言い出し
「山本、これを着ろ」
渡されたのは、チェアーガールの衣装だ。
「こ、これを! 僕・・・、僕が着るんですか?」
「この部で、お前以外に、こんな格好が似合うのが、外にいるか」
 応援団の部員は、翔を除き、皆むさ苦しい、男達ばかりだ。いや、翔だけが、例外なタイプだ。
「でも、・・・」
「お前、高山工の野球部が負けてもいいと思っているのか?」
「そんなことはないです・・・」
「そうだろ、お前だって、高山工応援団の一員だからな」
 団長は、チェアーガールの服を押しつける。
 着るには抵抗があったが、逃げれない。仕方なくガクランを脱ぎ、シャツを脱いだ。
 翔に渡された、チェアーガールの服は、上下に分かれている。上着を着ようとすると。
「ブラジャー着けないで着るのかよ」団長は、紙袋から、ブラジャーを取り出して言った。
 翔は、ブラジャーを受取り、肩紐に両腕を通した。背中のホックが上手くはまらない。皆がニヤニヤしながら見ている。
 やっとはまった。胸がきつく締め付けられる。なぜ、こんなものまで着けなければならないのかと思うと、翔はたまらなくみじめになった。
 心の中から、屈辱感がこみあげてくるのだ・・・。
 団長は、そんな翔のブラジャーの中に、アンパンを押し込んだ。そして「これで女の胸に見えるだろう」と笑いながら言った。
 翔は、膨らんだ胸を見て、別の羞恥心が沸き起こり、急いで、赤いTシャツを着た。
 団長は、着終わるのを待って、「これもだ」と言いながら、フリルが一杯付いた白いショーツを渡した。
「パンツまで・・・」
「当たり前だろ、スカートの下にトランクを穿く気だったのか」
ワハハハ・・・
その声に、周りの者が大笑いした。

 翔は、渡された、真新しいショーツを手に取った。テニスのスコートの下に穿く、見せてもよいアンダースコートいう下着だ。フリルが沢山あって、とてもじゃないが、恥ずかしくて溜まらない下着だ。
 翔は、ショーツを穿くため、トランクを脱いだ。そして、ショーツを一気に穿いた。
 心なしか、恥ずかしさで、脚が震えている。
「次はスカートだ」
 ためらいがちに、翔は、超ミニの白いプリーツスカートを穿いた。
 団長は、翔の変身ぶりに「これほど、とは・・・」驚きながら言った。翔が、こんなに女らしくなるとは思ってもいなかった。外の団員も、言葉に出さないが、感嘆していることがわかる。
「・・・・」
 翔は恥ずかしそうにうなだれていた。こんな格好を誰かに見られれば、きっと変態扱いされ、軽蔑されるに違いない。
翔の心とは反対に、団長は校風いしてる。翔は団長に引っ張られるように、部室を後にした。
 翔は、生まれて初めて着せられたミニスカートの感触に戸惑っている。足元がスカスカして、どうにも落ちつかない。
遂に、応援席に連れてこられた。皆、突然出現した、美少年ならぬ美少女に、周りから歓声が沸いた。そのせいか試合は、高山工業高校の勝利に終わった。


 試合後、団長は、元の学生服に着替えようとする翔を、そのチェアーガールの衣装まま部室に呼んだ。
「何ですか、団長さん?」
「山本、そこに座れ」
座ると言っても、床はコンクリートだ。どこに・・・。それに、団長の雰囲気が何か不安だ。
 翔が座ろうとしないと、団長は、翔の足元にしゃがんで、翔のミニスカートをまくり上げた。
 翔は、恥ずかしさで、しゃがみ込んだ。
「何をするんですか!」
と、言ったが、その声は恐怖心で振るえていた。
団長は「静かにしろ」と、言った後、ズボンのファスナーを引き下げ、大きく勃起したペニスを翔の目の前に突き出した。
 と同時に、恐怖におののいている翔の顔を、団長の大きな両手が掴んだ。翔の目の前に、グロテスクな、団長のペニスが突き出ている。
 翔は顔を背けて逃げようと、もがくが、団長の手が、翔の顔を掴んで離さない。翔の唇が団長のペニスが当たった。
「山本、口を開けろ」
怒鳴るように言った。
 翔が、首を横に振ると、団長が、平手で殴った。余りの、ことに抵抗感を失った。団長は、抵抗しなくなった翔の、口に、自分のペニスを押し込んだ。太いペニスが口の中に入り、苦しくて仕方がない。
 その時、外から団長を捜している声がし、団長が、慌てて、翔の頭を手を離した。
 翔は、その瞬間を逃がさず、チェアーガール衣装のまま部室を逃げ出し、そのまま、家に逃げ帰った。
 そして、その日から学校には行かなくなった。
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 美枝子は、翔がチェアーガールの衣装を来て帰ってきたことは知らなかった。翔が帰ってきたときは、丁度、出かけていたのだ。
 翔が女装姿で虐められたことを知っていたら、この学園には入れなかったかもしれない。
 美枝子は、翔を一人残して、校門を出た。そして何度も振り返った。

続く


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